ホームヘルパー2級 廃止

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違い

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2013年3月に「ホームヘルパー2級」が廃止され、それに代わる新しい資格として「介護職員初任者研修」の資格が出来ました。
実は、このホームヘルパー2級がなくなる2013年3月近くになって、資格取得者が急激に増えた傾向があるようですね。ホームヘルパー2級の資格を取得できる多くのスクールでは、受講者が前年の5〜8割も増えたと言われています。

その理由としては、ホームヘルパー2級では筆記試験がなく、決められた課程のみで取得できる資格だったのですが、介護職員初任者研修の資格に変わることによって、課程修了後の筆記試験が必要になったことが挙げられます。ホームヘルパー2級の資格を取っておけば、制度が変わってからもその資格を介護職員初任者研修の資格として活かすことが出来ますからね。「筆記試験があると厄介」と感じていた方は、余計な筆記試験が増える前に資格を取得しようと考えたのでしょう。

さらに介護職員初任者研修の方が、ホームヘルパー2級に比べて資格取得にかかる費用が若干高いようです。1万円程度の差なのですが、負担が増えるのはなるべく避けたいところです。

 

なぜホームヘルパー2級が廃止に?

なぜ介護職員初任者研修と同じような資格と見なされるホームヘルパー2級が廃止されたのでしょうか。
これは今までのホームヘルパー2級にあった、他の介護資格との学習内容の重複を改善するためと言われています。違う資格の勉強をしても、「この資格の出題範囲、あの資格の出題範囲とかぶっている。」なんて言うのは、何か気分が悪いですよね。それに、「どの資格から取得してもOK」となると、何から優先して学んでいけば良いのかも分かりにくいです。

 

こんなホームヘルパー2級を介護職員初任者研修の資格に変えることで、それよりも上級の資格である実務者研修・介護福祉士・認定介護福祉士へのキャリアパスを明確にしたい狙いがあるようです。

 

それから、介護職員初任者研修の資格ではスクーリング実習の時間を増やし、筆記試験を設けることでハードルを上げ、より知識や技術を身に付けた人材を確保したい狙いもあります。この資格では、ホームヘルパー2級の介護実習にあった実習施設による内容のばらつきや、見学のみで終わることの多い内容などの見直しも改善されました。これからますます需要の高まっていく介護業界だからこそ、知識や技術を高めやすい環境を作って、一定レベル以上の人材を育てることは大切ですよね。

 

 

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